インターネットイニシアティブ(IIJ)は、ベルリン・フィル・メディアが運営するベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(以下ベルリン・フィル)の映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」において、ストリーミング・パートナーとなるスポンサーシップ契約を2016年1月1日付で締結したことを発表した。
ベルリン・フィルのデジタル・コンサートホールとは、インターネット対応テレビ、スマートホン、タブレット、パソコン等の機器で、ベルリン・フィルの演奏が楽しめる有料映像配信サービス。すでに75万人が利用者登録し、現在3万人がチケットを保有しサービスを利用している。ちなみに12ヶ月の利用料金は149ユーロ(約18,500円)。
今回IIJがストリーミング・パートナーとなったことによりFLAC 24ビット/48〜192kHzのIIJのインフラによるハイレゾ音源のストリーミングが開始された。またJAVAベースで展開しているためプラグインや、ソフトを必要とせず一般的なブラウザ上で簡単に再生できる。
すでに本日よりベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によるライブ・レコーディング3タイトルが配信スタート。チケット・定期視聴契約を保有していれば追加料金なしで楽しめる。
ベルリン・フィルの映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」
https://www.digitalconcerthall.com/ja/home
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さらにIIJでは、ストリーミング・サービス「PrimeSeat」において、ベルリン・フィルの定期演奏会をハイレゾ音源(PCM 24ビット/48kHz)で配信する新番組「ベルリン・フィル・アワー」が4月16日(土)より開始する。世界最高峰のオーケストラ演奏を自宅で楽しむことができる。
第1回 2016年4月16日(土) 19:00~
- 『ラトルのマーラー「巨人」、ベートーヴェン「第4」』
- サー・サイモン・ラトル(指揮)
- ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:交響曲第4番 変ロ長調 グスタフ・マーラー:交響曲第1番 ニ長調「巨人」
- 『アバドのシューマン「第2」。ベルク「ヴァイオリン協奏曲」のソロはファウスト』
- クラウディオ・アバド(指揮)
- ローベルト・シューマン:「ゲノフェーファ」序曲、交響曲第2番ハ長調 アルバン・ベルク:ヴァイオリン協奏曲、「アルテンベルク歌曲集」