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イタリアのPAスピーカーが日本上陸!DBTECHNOLOGIES製品発表会レポート

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ティアックは、イタリアのPAスピーカー・ブランドDBTECHNOLOGIES(ディービーテクノロジーズ)製品の国内正規輸入代理店となり、流通、販売およびカスタマーサポート業務を開始する。それに先立ち、東京・江東区文化センターにてDBTECHNOLOGIES製品の発表会が開催された。 ティアック株式会社代表取締役社長・英裕治氏のあいさつの後、DBTECHNOLOGIESより特別ゲストとしてマヌエレ・ポリ氏、マルコ・カンタン氏、内田哲氏を交えDBTECHNOLOGIESの歴史や製品についての紹介がなされた。 [caption id="attachment_60746" align="alignnone" width="650"]▲ DBTECHNOLOGIESインターナショナル・セールス・マネージャーのマヌエレ・ポリ氏 ▲ DBTECHNOLOGIESインターナショナル・セールス・マネージャーのマヌエレ・ポリ氏[/caption] [caption id="attachment_60748" align="alignnone" width="650"]▲チーフ・プロダクト・スペシャリスト、マルコ・カンタン氏 ▲チーフ・プロダクト・スペシャリスト、マルコ・カンタン氏[/caption] DBTECHNOLOGIESは、AEB INDUSTRIALE(エーイービー・インダストリアレ)が展開するプロ・オーディオ事業ブランド。イタリア・ボローニャで1974年に創設され、現在もここを本社とし、開発や製造が行われている。初期にはワイアレス・マイクや放送用ヘッドセット、ポータブル・スピーカーを製造しており、1990年代後半よりプロ・オーディオ市場に進出。2006年には世界初となるポリプロピレン筐体を採用した軽量なアクティブ・ライン・アレイ・スピーカーDVA T4を発売。それ以降、事業の中心をPA/SR市場に移行し、輸出事業にも力を入れていった。近年では、大規模会場向けのDVA T12、小規模会場向けのDVA Miniシリーズ、DVA T4のコンセプトを継承したDVA Kシリーズ、さらに大規模会場に向けて開発された木製筐体を採用したライン・アレイVioシリーズをリリース。また、ポータブル・スピーカーIngeinia/Opera/ESシリーズも展開している。 メイン会場ではステージの左右にDVAシリーズとVioシリーズを設置。DVA T8/T12、Vioシリーズの音の違いを聴き比べられるように、さまざまジャンルをまとめた同一音源を再生するデモンストレーションが行われた。 [caption id="attachment_60807" align="alignnone" width="650"]▲ DVA T8×4+DVA S1518N×2(写真左)、DVA T12×2+DVA S30N(同左から2番目)、Vio L210×3+Vio S318(同右から2番目)、一番右のING4T×2+Sub 15Hは発表会のスピーチ用として使用されていた。 ▲ DVA T8×4+DVA S1518N×2(写真右)、DVA T12×2+DVA S30N(同右から2番目)、Vio L210×3+Vio S318(同左から2番目)、同左のING4T×2+Sub 15Hは発表会のスピーチ用として使用されていた。[/caption] [caption id="attachment_60769" align="alignnone" width="650"]dbtechnologies-g ▲ DVAシリーズで培ったノウハウを注ぎ込み、さらなる大規模会場に対応する木製筐体のVioシリーズ(写真中央)。クラスDデジタル・アンプを搭載している[/caption]   また、ホワイエにはDBTECHNOLOGIESのポータブル・スピーカーの新製品Ingenia/Sub H/ES、Operaシリーズが展示されていた。 [caption id="attachment_60772" align="alignnone" width="650"]dbtechnologies-h ▲Ingeniaシリーズ(写真左)、ESシリーズ(写真中央)、Operaシリーズ(写真右)[/caption]   [caption id="attachment_60774" align="alignnone" width="650"]dbtechnologies-i ▲Ingeniaシリーズ(写真左よりIG1T、IG2T、IG3T)。 上下非対称の高域指向性を持つ2ウェイ・アクティブ・スピーカー。同機種2台を合体させて使用することが可能で、赤外線通信によりお互いのスピーカーを自動認識。2基のツイーターの組み合わせで指向性をコントロール可能となる。[/caption] [caption id="attachment_60780" align="alignnone" width="650"]dbtechnologies-n ▲ちなみにIngeniaシリーズの一番大きいサイズIG4Tは2台連結し、Sub 15Hと組み合わされた状態でメイン・ステージに設置[/caption]   [caption id="attachment_60776" align="alignnone" width="608"]dbtechnologies-l ▲(写真左から順に)ES802、Opera 10/12/15(参考出品)。ES802はコラム型+とサブウーファーのシステム。いずれも上位機ゆずりのアクティブ仕様。[/caption] [caption id="attachment_60775" align="alignnone" width="650"]dbtechnologies-j ▲ES502をステレオ・モードで設置した状態。コラム・スピーカーを分割し、2.1chシステムとして使用できるのは同社独自のもの[/caption] [caption id="attachment_60782" align="alignnone" width="650"]dbtechnologies-p ▲ティアックが輸入代理業務を行うドイツのケーブル・メーカーKLOTZ製品も展示。現在の取扱いはギター・ケーブルとマイク・ケーブルが中心[/caption]   [caption id="attachment_60781" align="alignnone" width="650"]dbtechnologies-o ▲TASCAMの業務用録音再生機器とオプション・ボードも展示[/caption] なお、2016年11月25日発売のサウンド&レコーディング・マガジン1月号「製品開発ストーリー」にて、DBTECHNOLOGIES製品の裏側を紹介する予定。        

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